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なぜ売買損益算が苦手なのか!?用語のイメージを持つのがポイント!

2020/03/25
 
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売買損益算は、中学受験の算数における特殊算の一種です。

売買損益算は、割合を中心とした特殊算です。

割合の理解が前提になるので、割合の基本を理解していないのであれば、売買損益算を学習する前に割合に戻りましょう。

本質は同じなので割合の基本を理解していれば、本来は売買損益算もできそうに思えます。

ところが、実際には、割合は理解しているのに売買損益算ができないということが起こります。

しかも、決して珍しいことではありません。

一体なぜでしょうか。

割合と売買損益算では、「%」などの言葉はもちろん共通して登場します。

しかし、売買損益算では、通常の割合では用いない専門用語も多数登場します。

原価、仕入れ値、売上、定価、売値、割引、利益、など、様々な用語が登場します。

割合ができるのに、売買損益算ができないのは、用語を理解していないからです。

大人にとっては当たり前のように思える言葉でも、小学生にとっては難しいこともあります。

言葉を丸暗記するのではなく、意味をきちんと理解することが大切です。

どのように理解していくか述べていきます。

なお、こちらの記事と同じテーマで、ラジオでもお話しさせていたいただきました。

合わせて聴いていただけると分かりやすくなると思います。

この記事の主な対象

  • 「割合ができるのに、売買損益算ができない…」という方
  • 「売値と原価が分かっているのに、なんで利益の求め方が分からないの?」という方

売買損益算は用語のイメージを持つのがポイント

売買損益算には様々な用語が登場します。

原価、仕入れ値、売上、定価、売値、割引、利益、などです。

これらの用語の意味が分からなければ、問題文の意味が分からないことになるので、解くことができません。

用語の意味を理解することが大切です

用語の意味として、辞書やテキストに載っているものを丸暗記しようとする子もいます。

しかし、それで理解するのは難しいです。

買い物をする機会も多くなく、売り手側のことを考える機会も少ない小学生にとっては、言葉だけではイメージできません。

具体的なイメージを持つことが大切です

具体的なイメージを持ちやすいように、私はいつも具体例を使って説明します。

売買損益算に役立つ具体例

例えば、スーパーで野菜を売っていますよね。

どうしてスーパーに野菜が並んでいるんでしょうか

もしかしたら、スーパーのスタッフが作ったからと思っている小学生もいるかもしれません。

しかし、通常はスーパーのスタッフは野菜を作りません。

野菜を作るのは農家さんですね

農家さんが作った野菜が、スーパーに並ぶことになります。

このとき、農家さんが手間暇かけて作った野菜を、タダで貰うわけにはいきません。

スーパーがお金を支払い、農家さんから野菜を買いますね。

このときに支払う金額が、「原価」、「仕入れ値」です。

スーパーに運ばれた野菜は、お客様に売ることになります。

原価や仕入れ値でそのまま売ったのでは儲かりませんから、上乗せした価格で販売します

このときの上乗せ分を含んだ価格が「定価」です。

しかし、この時点では、まだ値札を付けただけですから、スーパーにお金が入るわけではありません

スーパーにお金が入るのは、売れた時点です。

つまり、スーパーの手に入るお金は「売値」です

通常は、売値と定価は同じですが、売れ残れば割引することがあります。

割引してから売った場合は、割引後の価格がスーパーの手に入ることになります。

つまり、割引後の価格が「売値」になります

改めて確認しましょう。

スーパーがお金を使ったのは、野菜を仕入れる際の仕入れ値・原価です

そして、スーパーがお金をもらえるのは売値(割引がなければ定価)です

使ったお金よりも、もらったお金の方が多ければ、儲かりますね。

売値が仕入れ値・原価より高い場合は、仕入れ値・原価と売値の差額が「利益」になります

一方、もらったお金の方が少ない場合は、損をします。

仕入れ値・原価よりも売値が安い場合は、 仕入れ値・原価と売値の差額 は「損失」となります

このように、用語のイメージを具体的に理解することが大切です。

まとめ

売買損益算は、割合を用いる特殊算です。

割合と基本的な計算は共通していますが、割合ができても売買損益算はできないという子がいます。

売買損益算が苦手な原因は、用語の意味を理解していないことにあります。

売買損益算には、原価、仕入れ値、売上、定価、売値、割引、利益、など、様々な用語が登場します。

小学生にとっては馴染みの薄い言葉も多く、理解するのは難しいです。

一方、用語の意味さえ理解すれば、通常の割合と同じ計算をするだけなので、そこまで難しくありません。

用語の意味を理解するには、具体的なイメージを持つことが大切です。

スーパーの野菜の例を紹介しましたが、他の例でも構いません。

売買損益算で間違えたときは、用語の意味を理解していないことを疑いましょう。

「原価って何?」などと尋ねてみると、概ね判断ができます。

線分図などで解く場合でも、用語を理解していれば正確な図が書けるでしょう。

とはいえ、そもそも割合の基本を理解していなければ、用語を理解しても解くことができません。

その場合は、用語の理解よりも、まずは割合の基本に戻って学習しましょう。

焦って売買損益算について丸暗記するのではなく、一旦戻って割合の基本を学習すると、結果的に近道になります。

お読みいただき、ありがとうございます。

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