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算数の授業は理解度の確認が重要!手軽な方法は説明させること!

 
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中学受験においては、算数の授業を理解しているのか、不安になった経験のある方も多いでしょう。

算数の授業を受けた後、家では問題が解けていても、テストになると解けないことも珍しくないです。

原因は一つではないですが、問題は解けているのに、実は理解していないこともあります。

理解しているかを確認する方法として、詳しく質問をしていくという方法もあります。

「こういう問題だったらこう解くけど、もしこうだったらどうする?」

などと質問をすれば、反応を見て理解しているかを判断しやすいです。

しかし、授業の内容を確認しないと質問内容を組み立てることができませんし、質問する側の負担が大きくなります。

授業で習ったことと似た問題で簡単なテストをする方法もありますが、これも負担が大きいですよね。

そこで、簡単に理解度を確認する方法として、説明させることをお勧めします。

そもそも、なぜ理解度を確認することが重要なのか、あるいは確認する方法として良くない例も含めて述べていきます。

この記事の主な対象

  • 「授業で習ったことをきちんと理解しているのか不安だな…」という方
  • 「問題が解けているということは、理解しているということだよね?」という方
  • 「いつも『分かった』と言うのに、テストになったら間違えているのは、なんでだろう。」という方

算数の授業で理解度の確認が重要な理由

理解度を確認することが重要な理由は、次の単元に進むための土台になるからです。

授業で習った問題について、「解けるか解けないか」というのも重要ではあります。

しかし、「問題は解けるけども理解していない」ということも起こり得ます

理解していないのに問題は解けるという状態だと、テストになったら解けないということがあり得ます

授業で習った問題から少し変えられると、理解していない状態では対応ができないことがあるからです。

とはいえ、テストで解けないとしても、一時的に点数が下がるだけですから、そこまで大きな問題ではないかもしれません。

ところが、理解していないのに問題が解けるという状態だと、別の単元に進んだときに全く解けないということが起こるわけです

具体的な例で説明していきます。

例えば、割り算を学習した場合で考えましょう。

このような問題であれば、600÷200をしますよね。

200円のものが何個あるか、200円の何倍かを求めるから、600÷200をするわけです。

ところが、

誤解をしている場合であっても、正解できてしまいます

結果的に、大きい600を小さい200で割ることになりますからね。

割り算は、小学3年生の頃に初めて学習しますが、まだ小数を学んでいない段階です。

小学3年生の段階だと、割り算は答えが小数にならない問題しか学びません。

それにより、結果的に大きい数を小さい数で割るので、誤った理解のままでも正解できてしまいます。

誤った理解のまま正解した状態で、4年生や5年生になって割合の学習をするとします。

例えば、このような問題を扱います。

この問題は、30÷500で答えを求めることになるので、大きい数を小さい数で割ると理解していると、解くことができません

理解していないのに問題が解けるという状態が原因で、割合に進んだときに解けないことが起こるわけです。

ちなみに、割合の割り算についてなぜこのような計算をするかは、別の記事に書いています。

もちろん、割合を学習したときに、割り算を理解していなかったと気付いた場合は、戻って学習することもできます。

しかし、戻らなくて良いならその方が良いですよね。

戻って復習していると時間がかかりますし、前の学年の内容を復習するというのがストレスになることもありますからね。

まずは、理解しながら進むことを目指しましょう

それでも、後から理解不足を発見することは仕方ないので、その場合には戻って復習すれば問題ありません。

理解度を確認することは、次の単元に進むための土台として重要です。

しっかり足場を固めながら積み上げていく、そのような勉強が理想ですね。

しっかり積み上げる勉強をしたとしても、しばらく経つと、「あれ、なんだっけ」と解けなくなることもあるのは事実です。

しかし、一度理解していたものなら、少し復習するだけで干しシイタケのように元に戻ります

授業の理解度の確認としてのNG例

理解度を確認する方法を述べる前に、まずは良くない例から紹介します。

家庭教師をしていると、授業が終わったとき等にこのような場面に出会うことがよくあります。

家庭教師を利用していない場合でもあっても、塾や学校から帰ってくると、珍しくない場面でしょう。

よくある場面ではあるのですが、これでは本当に分かっているかどうかを確認することはできません

「分かった?」と尋ねられると、プライドが邪魔をして「分かった」と答えたくなることもあります。

また、分かったつもりで「分かった」と答えてしまうこともあります。

さらに、「分かっているか分かっていないかが分からない」ということもあります。

つまり、「分かった?」という質問によって、理解度を確認することはできません

では、他の方法で手軽に理解度を確認する方法を述べていきます。

算数の授業で理解度を確認する方法

理解度を確認する方法として効果的なのは、説明させる、授業をさせる、ということです。

「なぜそうなるか」ということが説明できるかを確認する、ということです。

説明できる状態とは、その単元を習ったことがない人が相手でも、伝わるように説明できるということです。

本当に理解しているのであれば、その単元については、全く習ったことがない人が相手でも伝えられるはずなんです。

私も家庭教師として算数を教えることができるのは、理解しているからですしね。

もちろん、教える仕事とは違いますから、表現が少し幼いことなどは問題ありません。

お時間があるときは、保護者の方が聞き役をしていただくのも効果的な方法です。

あるいは、弟さん・妹さんがいる場合は、生徒役をやってもらうチャンスです

弟さんや妹さんが空いてであれば、まだ学習したことがない人に伝わるか、というのを判断しやすくなります。

説明させることによって、理解度を確認することができます。

しかし、デメリットとしては、時間がかかるということがあります。

授業で習った問題を一つ一つ説明させる、というのは現実的ではありません。

ピンポイントで使ってみると効果的です。

例えば、いつもと違う表情をしているとき、あるいは塾の説明会などで重要な単元だと言われている場合などに使うのはお勧めできます

具体的にどのように実施するかという具体例を紹介します。

先ほども例として挙げた

この問題について、説明させる場合で考えましょう。

「200円の何個分か、200円の何倍かということだから、600÷200だよ」

などと答えることができれば、理解していると考えることができます。

しかし、実際にはうまく答えられないこともあります。

少し怪しい場面がある場合は、

できれば、どんどんツッコミを入れることが望ましいです

ツッコミに対して、うまく答えられなければ、理解していないと分かりやすいですからね。

「リンゴ1個は200円です。600円で何個買うことができますか。」

この問題を説明して。

「600÷200だよ」

「なんで?」

小さいものを大きいもので割るから

このように、「なんで?」というツッコミに対して、適切に答えられなければ、理解していないことに気付くことができます。

「なんで?」に対しては、他にも

そう決まっているから

あるいは、

前を後ろで割るから

などのように、不正確な答えがあり得ます。

「なんで?」以外にも、数字を変えてみる、言葉を変えてみるというのも効果的な方法です。

「リンゴが1個100円だったら?」

「50円しか持っていなかったら?」

「リンゴじゃなくてミカンだったら?」

などと、どんどんツッコミを入れると、理解しているか分かりやすいです

とはいえ、中学受験の算数では難しい問題もあります。

難しい問題では、お子さんの説明を聞いても、説明が正しいかどうかを判断できないこともあるでしょう。

説明内容が正しいか判断できなくても、「なるほど」と思うことができれば理解している可能性が高い、そう考えて大きな問題はありません

まとめ

算数の授業で習ったことについては、理解度を確認しながら勉強を進めることが重要です。

理解度を確認することは、次の単元に進む際の土台となるからです。

しかし、「分かった?」と尋ねることによって、理解度を確認することはできません。

効果的な方法は、お子さんに説明させることです。

お子さんの説明にツッコミを入れて、「なるほど」と思えれば、そんなに心配いりません。

とはいえ、「なんで」「なんで」と何回もツッコミを入れられると、お子さんも疲れますよね。

時間もかかりますし、お子さんの様子を見ながら進めましょう。

私も、家庭教師として毎回生徒に説明をさせていたら、なかなか前に進みません。

生徒の表情や手足の動きなどを見て、怪しいと思ったときに説明をさせることがあります。

家庭教師というのは、常に生徒に注目する仕事なんで、目の前で生徒が問題を解いているときであっても、やることが多いんですよね。

詳しくは以下の記事に書いてあるので、もし興味のある方はご覧ください。

家庭教師としては、全部を説明させるのではなくて、一部だけ説明してもらうということもあります。

あるいは、ある程度の期間指導していると、自分から、

「ここはこうだからこうするんだよね?」

などと言ってくれるので、自然に確認ができているということもあります。

しかし、保護者の方が説明を聞いてあげれば、家庭教師がいなくても理解度を確認することができます。

お読みいただき、ありがとうございます。

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