意外!中学受験に塾は必要ではない!?塾のメリット・デメリット!

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中学受験に向けて勉強している子供たちの大半は、塾に通っていますよね。
しかし、様々な事情によって、塾に通わないで受験に向かうことも選択肢に入れたい方もいらっしゃいますよね。
「中学受験をするなら塾は必要です。」
このような発言はよく見聞きしますが、塾に通わないという選択肢が欲しい方にとっては、絶望することもあるでしょう。
もちろん、塾には大きなメリットがあります。
私・西湘レーラーも塾を利用して中学受験を経験していますので、基本的には塾を利用することをお勧めします。
しかし、塾に通わなければ中学受験をできないわけではありません。
塾に通うと、メリットもあればデメリットもあります。
デメリットを回避することを優先すれば、塾に通わずに中学受験するという選択肢も出てきます。
「中学受験に塾が要るかどうかは人による」というのが私の考えです。
そうすると、人によってどのように判断するかが問題となります。
そこで、塾に通うことのメリット・デメリットを述べてから、どのように判断するか述べていきます。
動画でも話しているので、良かったらご覧ください。
この記事の主な対象
- 「中学受験をするなら塾に通うしかないよね?」という方
- 「スポーツを頑張りながら中学受験をするのは無理かな…」という方
- 「週何回も塾に通わないといけないから、うちは中学受験は無理だな」という方
目次
塾のメリット・デメリット

塾に通って中学受験に向けて勉強することで、主に以下のメリットがあります。
- 周りに受験生がいる環境で勉強できる
- カリキュラム
- 塾に通うだけで、自動的に勉強が進む
順に説明します。
1 周りに受験生がいる環境で勉強できる
塾の教室で授業を受けると、他の生徒がいる状況で勉強することになります。
集団塾ではもちろんですが、個別塾であっても、個室でない限りは他の生徒がいる状況でしょう。
他の生徒がいる状況であれば、気を緩みにくい環境で勉強ができるということです。
他の生徒が頑張っている姿を見ることで、刺激を受けることもできます。
中学受験というのは、最終的には受験生同士の比較で合否が決まりますから、他の生徒を体感するメリットは大きいです。
2 カリキュラム
中学受験をする場合に、合格するためには、適切な範囲を適切な方法で学習することが効果的です。
仮にカリキュラムが入試に最適なカリキュラムでなければ、勉強しても合格が近づかないという不安があります。
しかし、集団塾であれば、中学入試へと合格へと直結するカリキュラムが組まれています。
また、個別塾であっても、先生が中学受験に向けて最適なカリキュラムを構築してくれるはずです。
塾の勉強をしっかり進めていけば、合格に近付く安心感があるというのは、大きなメリットです。
3 塾に通うだけで、自動的に勉強が進む
仮に塾に通わない場合は、自宅で学習することになるでしょう。
もちろん家庭教師などを利用する方法もありますが、仮にそれらも利用しない場合は、自分で勉強を進める必要があります。
親のサポートはあるにせよ、自分で机に座り、自分でテキストを読んだり、問題を解いたりしなければ、勉強が進みません。
しかし、塾に通っていれば、仮に意欲的ではなくても、教室に座っているだけで勉強を進めることができます。
また、自分では「勉強しよう」と始められない子でも、塾の授業なら集中できることもあります。
集団塾であっても、個別塾であっても、塾に通うだけである程度勉強が進んでいきます。

一方、塾に通うと、主に以下のデメリットがあります。
- 拘束時間が長い
- 勉強の負荷が大きい
順に説明します。
1 拘束時間が長い
個別塾の場合は、時間数を調整しやすいことも多いでしょうから、拘束時間はそこまで問題にならないでしょう。
しかし、集団塾の場合は、基本的に決められた曜日・時間に塾に通うことになります。
塾にもよりますが、週5回授業があることあります。
また、帰宅が夜遅くになることもありますし、夕食の時間も遅くなることもあります。
さらに、もちろん塾だけでなく、自宅でも課題を進めるなどの時間も必要になります。
塾以外の習い事などに使う時間が少なくなるのがデメリットです。
2 勉強の負荷が大きい
中学入試の出題内容は、小学校の内容と比較すると高度です。
中学によっては、高度な問題は解ける必要がなく、小学校で習う問題を少し応用した程度の問題が解ければ合格できます。
しかし、塾のカリキュラムは、基本的に高度な、「中学入試ならではの内容」に合わせています。
内容が高度であれば、勉強の負荷が大きくなるので、勉強を続けると疲れて気力がなくなっていくリスクもあります。
中学受験で塾を利用するかの判断方法

塾を利用する方が良いかどうかは、中学受験の目的によりますし、目指す中学のレベルにもよります。
また、通塾時間の長さや、他の習い事をどの程度しているかにもよります。
例えば、成績を上げること、難関校に合格することを重視すれば、塾を利用するのが最善でしょう。
成績を上げるという観点では、塾に通うことの三つのメリットが重要になりますからね。
しかし、それでも、塾に通うのに片道1時間以上かかるという場合は、事情が異なります。
いくら成績を上げるのに塾が効果的ではあっても、毎回1時間以上かかるのは現実的ではありません。
実際に、地方都市からの受験では、近隣に塾が乏しいということもありますからね。
一方、スポーツを頑張るための充実した設備などを望んで私立中学を目指す人もいます。
スポーツを頑張るために受験するのであれば、スポーツが最優先ですよね。
勉強を優先してスポーツの時間を削ってしまったら、中学生になってからスポーツを頑張りにくくなり、本末転倒です。
スポーツを優先する場合は、時間の長さというデメリットが大きく、塾は利用しない方が良いでしょう。
実際に、家庭教師をしていると、勉強以外に優先したいことがあって塾に通わないという教えることも珍しくないです。
中には、週6日スポーツをしていて、勉強に使えるのは週1日だけという生徒もいました。
週1日しか時間を使えないのであれば、塾ではなく、家庭教師やZ会の通信教育などに頼るのが最善ということでしょう。
また、小学校での勉強を応用した問題だけができれば合格できる中学を志望する場合も、デメリットが大きくなります。
塾のカリキュラムに沿って勉強するのは、合格のレベルより高い水準の勉強をすることで、負担が大きいですからね。
もちろん、それでも高いレベルの勉強しておくことで、中学以降に役立てるためなどの理由で塾に通うという選択肢もあります。

結局のところ、私が述べた3つのメリットと2つのデメリットを中心に、様々な要素を考慮して判断するのが最善策ということです。
ただし、塾を通わないということを選択肢に入れるのであれば、塾に通わない場合にどのように勉強するかというのも考慮しましょう。
私は、万人に「中学受験するなら塾が必要です」と言うべきではないと考えています。
「中学受験するなら塾が必要です」という発言を見るたびに、私の生徒の人生が否定されたようで、悲しい気分になる。
ちなみに、私は塾を利用しましたけど、「中学受験に塾が必要」と考えてのことではありません。
塾に入ったきっかけは、動画でも話しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
中学受験に向けた勉強をする場合、実際には大半の人が塾を利用します。
カリキュラムや勉強の環境などを重視する方が多いからでしょう。
しかし、「塾が必要だから」ではありません。
塾を利用しなければ受験をできないわけではありません。
塾には、メリットもあれば、デメリットもあります。
スポーツを頑張るために受験するのに、塾のためにスポーツの練習時間を削る必要はありません。
人によっては塾がある方が良いし、人によっては塾がない方が良いということです。
中学受験の目的は人それぞれですし、様々な要素を考慮して判断していきましょう。
その際には、塾に通わない場合にはZ会の通信教育を利用するなど、どのように勉強を進めるか、ということも考慮しましょう。
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