もう悩まない!算数の解き方をすぐ忘れる原因・対策

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せっかく勉強していて解けたはずの問題が、解けなくなることがあります。
基本的な問題であっても、楽に解けた問題であっても、解けなくなることがあります。
そのたびに、「解けていたのに、どうして忘れてしまうんだろう」と悩む方は多いです。
算数の解き方を忘れてしまうというのは、小学生にはよくあることです。
私は家庭教師をしていて、解けていた問題が解けなくなる生徒を何度も見てきました。
算数の解き方を忘れるのは、丸暗記しているからです。
丸暗記とはどういうものか、丸暗記するとなぜ忘れるかを説明していきます。
また、丸暗記をしないために、丸暗記をしているか確認するためにどうするかも説明していきます。
この記事の主な対象
- 「解けていたのに、どうして忘れてしまうんだろう」 という方
- 「今の算数の勉強法で問題ないのかな?」という方
- 「家では解けているけど、テストでできるかどうか不安…」という方
目次
算数の解き方をすぐ忘れる原因
算数の解き方をすぐ忘れるのは、丸暗記しているからです。
丸暗記とは、理解の伴わない暗記ということです。
覚えること自体は悪くありません。
しかし、覚えるのであれば、「どうしてそうなるのか」という部分まで含めて覚える必要があります。
理解の伴わない暗記は、誰でも忘れます。
もちろん私だって、理解の伴わない暗記は、そのうち忘れます。
算数においては、一つ一つの式や数のすべてに理由があります。
作図にしても、一つ一つの書き方すべてに理由があります。
例えば、以下のつるかめ算の場合で考えてみます。
鶴と亀が合わせて10匹います。
足の数は全部で32本です。
鶴は何匹いるでしょうか。
具体的な解き方は以下の記事を参照してください。
この問題では、4×10という計算をします。
- なぜ、「4」という数を使うか。
- なぜ、鶴の足の本数である「2」は使わないか。
- なぜ、「10」を掛けるか。
このすべてに理由があります。
「足の本数×匹数」だけを覚えても意味がありません。
覚えるのであれば、理由まで含めて覚える必要があります。
中には、丸暗記でも忘れないという子もいるかもしれません。
しかし、仮に忘れないとしても、丸暗記では応用問題には対応できません。
丸暗記が問題となるのは、算数だけに限りません。
理科や社会の用語も、意味を覚えていなければ忘れやすいです。
また、国語の漢字や熟語も、意味を覚えていなければ忘れます。
仮に忘れなくても問題が解けないことは多いです。
とはいえ、丸暗記してしまうのは、仕方ない面もあります。
塾の授業では、すべて解説されるので、分かった気がしてしまいます。
もちろん授業では理由も説明するはずです。
しかし、理由の部分は聞き流して、解き方だけを頭に入れれば解けてしまいます。
解説というのは、このようなリスクがあるので、私は解説をなるべくしないようにしています。
そこで、塾の授業を受ける際に、理由の部分まで聞いてもらうことが必要です。
そのためには、 「理由の部分まで聞こう」 という意識を持ってもらうことが必要です。
算数の解き方を忘れないための対策
忘れないためには、理解をするということが重要です。
「分かった」と思うのと、理解するのは違います。
理解をするとは、自分の言葉で説明できる状態のことです。
より具体的には、自分より年下の子に説明して伝えられるぐらいの状態が理想ということです。
もちろん小学生なので、表現力を要求するのは酷です。
他人が聞いて、「きちんと理解している」と思える程度の説明ができることは望ましいです。
理解をしているかを確認するために、私は生徒に問いかけをよくします。
先ほどのつるかめ算の例であれば、「なんで4×10をするの?」などと問いかけます。
問いかけに対して、きちんと答えられれば、理解していると考えられます。
反対に、問いかけに答えられなければ、理解していないということです。
家庭教師がいなくても、親御様ができることはあります。
生徒役になって、説明を聞いてあげるということです。
低学年になったつもりで、授業をしてもらいましょう。
授業ができていれば、理解していると考えて問題ありません。
反対に、きちんと授業ができていなければ、理解していないということです。。
いずれにせよ、自分では分かっているつもりなのに、説明できないという経験を積み重ねることは重要です。
早いうちから、説明に失敗するという経験があれば、授業の受け方も変わってきます。
「説明できるように」という意識で授業を受けるようになります。
聞き流していた理由の部分も、集中して聞くようになるということです。
説明するということを繰り返すことで、授業を受けて丸暗記をすることは減ってきます。
そうすれば、解き方を忘れるということは起きにくくなります。
まとめ
算数の解き方を忘れてしまうのは、丸暗記しているからです。
丸暗記とは、理解の伴わない暗記のことです。
一つ一つの理由を全て理解していなければ、忘れます。
しかし、それは真面目に勉強していないからではありません。
塾の授業は、聞いているだけで分かった気になってしまいます。
理由の部分は聞き流してしまうことは、仕方ありません。
「理由の部分まで聞こう」という意識で、授業を受けていくことが理想的です。
そのためには、家庭教師や個別指導で問いかけてもらう方法が効果的です。
また、親御様が生徒役になって説明を受ける事でも、ある程度代用できます。
分かったはずなのに説明できないという経験を積み重ねることで、授業の受け方も変わってきます。
解き方を忘れることも減ってくるはずです。
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