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[中学受験]過去問の使い方・解説の活用法[動画?塾に質問?家庭教師?]

2020/04/23
 

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中学受験の過去問を解いた後に、解き直しなどの復習するのは必須となります。

その際に、全ての問題でいちいち塾に質問しに行くというのは難しいかもしれません。

また、解説動画を利用するにしても、全ての問題の解説を見ていては効率が悪いです。

今回は、フローチャートを用いることによって、どの問題でどのように解説を利用するかを説明していきます

この記事の主な対象

  • 過去問の解説動画を利用しようか迷われている方
  • 過去問の復習の方法に悩んでいる方
  • 塾でどの問題を質問すればいいか悩んでいる方
  • 過去問について、家庭教師の効果を知りたい方

過去問の使い方・解説の活用法

分からない問題があった場合に、解説を利用する機会は多いでしょう。

解説には主に以下の種類があります。

  • 過去問集の解説
  • 解説動画
  • 塾に質問
  • 家庭教師

他にも、個別指導などもあります。

個別指導には、「塾に質問」に近いものから、「家庭教師」に近いものまであります。

一対一なら家庭教師に近い使い方、一対二以上なら塾に質問に近い使い方をされると良いかもしれません。

過去問集の解説

過去問集の解説とは、市販されている過去問集に解答とともに記載されているものです。

一般的には、紙面の関係で解説が不十分であることが多いです

しかし、手っ取り早く復習できます

解説動画

解説動画とは、主に有料で販売されているサービスです。

首都圏模試センターで解説動画が販売されています。

有料というデメリットはありますし、動画なので、生徒に合わせて解説を変えるというような自由度は低いです。

しかし、もちろん過去問集の解説よりは詳しいでしょうし、分かりやすいことも多いと思います

また、購入さえしてしまえば、いつでも気軽に利用できるのは大きなメリットでしょう。

塾に質問

普段通われている塾で質問するということです。

塾の先生は基本的に忙しいでしょうし、生徒が多ければ、すぐに質問できるとは限りません。

質問をするために、1時間待つなどということもあります。

また、解説に使える時間も短くなることが多いでしょう。

しかし、追加の費用がかかりませんし、日頃教わっている環境で質問できるメリットは大きいです。

塾の先生は、もちろん受験に長けていますから、適切な解説をしてくれるでしょう。

時間さえ許せば、生徒に合わせて解説を変えるということもしてくれるかもしれません。

それに加え、日頃の勉強方法などのアドバイスももらえるかもしれません。

家庭教師

家庭教師に見てもらうというのは、 一番費用はかかるかもしれません。

しかし、 一番自由度が高いです 。

後述するフローチャートでは、基本的に自力で分類をしなければなりません。

家庭教師であれば、フローチャートのような仕分けの部分から一緒にすることができます

仕分けも自分でできるのが理想ですが、自分で仕分けしてみて、それを修正するということもできます。

また、それに加え、出口の部分も、「解説しない」という選択肢もあります

例えば、私であれば、できるだけ解説しないことを選びます。

解説をせずに、ヒントを出し、できるだけ自分で正解にたどり着いてもらうようにします

ではどれを使う?

以上のように、解説には様々な種類があります。

冒頭で述べたように、例えば、すべての問題を塾で質問することは難しいでしょう。

そこで、どの問題でどの解説を利用するか、仕分けをする必要があります

仕分けは、概ね以下のフローチャートのように行うことをお勧めします。

クリックしていただければ拡大されます。

過去問の復習を分類するフローチャート

フローチャート内における「解説」とは、過去問集の解説のことです

丸数字の記号は、<①…解説動画、②…塾に質問、③家庭教師>です。

順に詳細を説明します。

正解した場合

解説と同じ解き方の場合

解説と同じ解き方で正解した場合は、基本的に完璧と考えてよいでしょう。

この場合は、復習する必要はありません。

解説と異なる解き方の場合

正解はしたものの、解き方が解説と異なるという場合があります。

この場合に、まず確認すべきなのは、その解き方でもよいのかどうかです。

解説動画でそれを確認するのは難しいと思います。

ですから、塾や家庭教師などで、この解き方でも正しいかを確認する必要があります。

そして、その解き方でも正しい場合は、もちろん復習不要です。

一方、解き方に問題がある場合は、適切な解き方を復習するか、または捨て問という可能性もあります。

そのあたりの判断は、塾の先生や家庭教師などにしてもらいましょう。

不正解の場合

不正解の場合には、解き方が分かった場合と解き方が分からない場合があります。

例えば、

「原価100円の商品に2割の利益を見込んで定価をつけました。しかし、売れないので定価の1割引きで売った場合、利益はいくらになるでしょう。」

という問題で考えましょう。

この問題の解き方にはいくつかありますが、①まず定価を求めて、②売値を求め、③最後に売値と原価の差を求める、というのが一つの解き方です。

このような、見通しを事前に立てることができたか、というのが、解き方が分かったか、ということです。

解き方が分からない場合

この場合は、まずは、過去問集の解説を読むのが一般的でしょう。

そして、解説を読んで分かる場合と、分からない場合があります。

解説を読んでも分からない場合

この場合は、過去問集の解説だけでは解決ができません。

解説動画は、詳しく解説してくれるでしょうから、有効な選択肢でしょう。

また、もちろん塾の先生や家庭教師に頼るという方法もあります。

捨て問という可能性もありますが、解説動画や、先生に頼ることで判断するのが良いと思います。

自分で捨て問と判断するのは、難しいと思います。

解説を読めば分かる場合

この場合は、解説を読んで終わりではなく、それを自分で再現できるところまでしなければ意味がありません

解説を読んで、「分かった」と思ったら、今度は解説を隠してもう一度解いてみましょう。

そして、解説と同じように解くことができたか、再現できたかを確認しましょう。

自分で再現できない場合

この場合は、解説を読んで「分かった」と思ったつもりになっていただけという可能性があります。

つまり、解説を読んでも分からなかった場合と同じだと考えるのが良いでしょう。

そうすると、対応も、解説を読んでも分からなかった場合と同じになります。

解説動画、塾、家庭教師、その全てが選択肢になってくると思います。

解説を読んで「分かった」と思う問題であっても、実は奥が深くて捨て問という場合もあります。

その判断は、 解説動画、塾、家庭教師 などを踏まえてしていくことになるでしょう。

自分で再現できる場合

この場合は、基本的にそれ以上の解説は不要と考えてよいでしょう。

とはいえ、解き方を覚えてしまっているなどの可能性もあります

もし不安であれば、数日後にでももう一度解いてみるとよいかもしれません。

そして、もしご両親などの協力が可能でしたら、きちんと解き方を説明できるか確認してみるとよいと思います。

きちんと説明できていれば、きちんと理解していると考えて問題ないでしょう。

解き方が分かるけど計算間違いの場合

解き方が分かったとしても、間違える場合があります。

そのような場合には、基本的には計算間違いです。

実は解き方を分かっていなかったという場合もありますが、それを自分で判断するのは難しいです。

ですから、そこは、あまり気にしすぎない方が良いかもしれません。

計算間違いの場合、どこで間違えたかを確認する必要があります。

どこで間違えたか分からない場合

この場合は、解説動画を利用することで、間違いを見つけることは困難です。

塾の先生や家庭教師に頼って、間違いを見つけてもらうのが効果的でしょう。

どこで間違えたか分かる場合

この場合は、基本的に解説は不要です。

計算間違いをしないように、解き直せば十分でしょう。

解き方が分かっている以上、捨て問ということはありませんから、解き直すことは必要です。

まとめ

過去問を解いたあとに、解き直すなどの復習は重要です。

しかし、時間は限られていますから、効率よく進めたいものです。

問題ごとに復習の仕方は違ってきますから、仕分けをして、適切な方法を選択するのが望ましいです。

その仕分け・選択を自分でできる場合は、かなり力のあるお子さんでしょうから、家庭教師がいなくても大丈夫だと思います。

しかし、仕分けが難しいお子さんもいるでしょう。

その場合は、家庭教師を活用するという方法もあります。

また、過去問に取り組む際は、解答用紙を実寸大にコピーすることも重要です。

お読みいただき、ありがとうございます。
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