国語で読むのが遅い?でも大丈夫![中学受験]

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国語で文章を読むのが遅いことに悩んでいる方は多いでしょう。
私もその一人でした。
小学生の頃の私は、とにかく読むのが遅かったです。
朗読のようなスピード、いや、もしかしたら、朗読より遅かったかもしれません。
しかし、今では、すべての生徒だけでなく、生徒の保護者様にも、「速い」と驚かれるようになりました。
もちろん、家庭教師をしているので自慢にはなりませんけどね。
要するに、適切なステップを踏んでいけば、誰でもある程度の速さでは読めるようになるということです。
今回は、読むのが遅いことに不安に思う必要はないということについて述べていきます。
この記事の主な対象
- お子さんが国語の文章を読むのが遅くて悩んでいる方
目次
なぜ読むのが遅いか
そもそも、文章を読むのが遅い人は、なぜ読むのが遅いのでしょうか。
私もかつては読むのが遅かったので、その理由は分かります。
例えば、目の動きには大差はありませんから、それによって読むスピードが大きく変わるということはありません。
では、ここで一つの例を挙げます。
「四捨五入は算数で習います。」
「魑魅魍魎の矜恃を 疵つける。」
この二つの文は、漢字と平仮名の字数は同じです。
しかし、下の文の方が読みにくいと思われた方が多いのではないでしょうか。
これこそが、文章を読むのが遅くなる一つの原因です。
このように、読み慣れていない言葉に出会うと、読むのが遅くなります。
先ほどの例であれば、「四捨五入」という言葉に慣れていない子であれば、 「四捨五入は算数で習います。」 にも読みにくさを感じるはずです。
これだけではありません。
「四捨五入は算数で習います。」
「習います、四捨五入を算数で。」
この二つはもちろん意味は同じですが、下の文の方が読みにくいと感じる方もいるでしょう。
あまり見かけない文の形に出会うと、読みにくいと感じることがあるでしょう。
文章読解=交通整理
文章を読むという作業は、いわば交通整理のようなものです。
単語の意味がすべてわかればスムーズに流れていきます。
しかし、分からない単語があれば、そこで立ち止まってしまって、流れが止まってしまいます。
また、文章を読むときに、どこに何が書いてあるか、という知識を持ちながら読めばスムーズに流れていきます。
一方、どのような知識がない状態で読んでいけば、流れが止まってしまいます。
それだけならまだしも、すぐには理解できず、同じところを何度も繰り返して読むこともあります。
そうすると、時間がかかるのは必然のことです。
重要なのは基本知識・読解技術 の習得
交通整理をするために重要なのは、分からない単語を減らしていくことです。
文章を読んでいて、意味の分からない単語に出会ったときは、なるべくその意味を覚えるようにすることです。
また、読解技術の習得も重要です。
例えば、説明文であれば、最初の段落は「話題の提示」という役目を持つことが多いです。
ですから、最初の段落を読む際には、話題を読み取るんだという意識で読んでいくことで、スムーズに読めます。
また、最初の段落で話題を読み取ることができれば、次の段落からも、その話題に関して何が重要なのか、という意識で読むことができます。
さらに、文章の途中で話題が変わった場合も、そのことに気付きやすくなります。
まとめ
文章を読むのが遅いのは、国語の問題を解くうえでは弱点となります。
しかし、だからといって、焦ってスピードを上げていこうとしない方が良いと思います。
重要なのは、基本知識や読解技術を身に付けていくことです。
それによって、結果的に文章を読むスピードは速くなっていくものです。
交通整理のできていない段階で、無理矢理アクセル全開にしても意味はありません。
車であれば事故が起きるのと同じように、無理矢理速く読んでも、内容は理解できません。
塾や教材などで、学習している基本知識や読解技術を、一つ一つ着実に身に付けていくこと、それが速く読むための近道です。
お読みいただき、ありがとうございます。
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