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家庭教師を探すなら知っとくべき!合格実績はほぼ無意味!

2020/04/23
 

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家庭教師を探す際に、合格実績に注目される方もいらっしゃるでしょう。

家庭教師を派遣する会社は、こぞって合格実績をアピールしています。

しかし、家庭教師の合格実績はほぼ無意味です。

家庭教師を探す際は、合格実績ではなく、他の要素に注目して選みましょう。

なぜ、家庭教師の合格実績はほぼ無意味なのかを述べていきます。

そして、家庭教師の合格実績がほぼ無意味なら、どのように家庭教師を選ぶかについて述べていきます。

この記事の主な対象

  • 「家庭教師を探してみようかな」という方
  • 「家庭教師を探そうと思ったら、やっぱり合格実績は気になる!」という方
  • 「合格実績に頼らない家庭教師の選び方を知りたい!」という方

家庭教師の合格実績はほぼ無意味

家庭教師個人の合格実績と、家庭教師センターの合格実績に分けて述べていきます。

家庭教師個人の合格実績 はほぼ無意味

家庭教師の合格実績と同様に、塾にも合格実績があります。

塾の合格実績には、多少の意味はあります。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

とはいえ、塾にしても、家庭教師にしても、「合格実績=指導力」ではありません

そもそも家庭教師は、塾のように毎年100人単位、1000人単位の生徒を指導することはできません。

家庭教師は、一度に教えられる数に限りがあります。

生徒の元々の実力や、生徒の志望校によって大きく左右されます。

統計学において、「大数の法則」という言葉があります。

「大数の法則」とは、以下のようなものです。

確率論の基本法則の一。ある試行を何回も行えば、確率は一定値に近づくという法則。例えば、さいころを何回も振れば1の目の出る確率は6分の1に近づくなど。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/大数の法則/#jn-133659

全体の回数が少なければ誤差が大きく、回数が多ければ誤差が小さくなるということです。

合格実績は、確率論ではありません。

しかし、生徒数が少ないほど、合格実績に誤差が大きく、生徒数が多いほど、誤差が小さくなるといえます。

そうすると、家庭教師は一般的に生徒数が少ないので、合格実績の誤差が大きいということになります。

家庭教師に合格実績があるということは、家庭教師が受験に詳しいということの目安にしかなりません。

家庭教師センターの合格実績はほぼ無意味

合格実績をアピールしている家庭教師センターは多くあります。

そもそも難関校の合格実績がなければ、家庭教師として登録ができないところもあります。

難関校の合格実績を要求するのは、見栄えが良いからでしょう。

家庭教師センター全体で考えても、大手の塾と比べると生徒数は限られてきます。

個人の時と同じように、家庭教師センター全体の合格実績も無意味といえます。

そもそも家庭教師センター全体の合格実績というのは、個々の家庭教師のよる実績が分かりません。

また、家庭教師は、いくつもの会社を掛け持ちしているのが一般的です。

仮に合格実績を重視して家庭教師を選びたいという場合であっても、「センターの合格実績=家庭教師の質」と考えるのは間違いです。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

私自身が経験したエピソードもご紹介します。

家庭教師センターからの紹介で指導した生徒が、某難関校に合格したときのことです。

スタッフから電話がかかってきて、「ありがとうございます。」と言われました。

そのとき、私はがっかりしました。

生徒のために指導していたつもりなのに、合格実績のために指導させられていたのか、と思ってしまいました。

このことからも、家庭教師センターは、合格実績という見栄えをよくすることに力を入れているといえます。

見栄えを良くすることを意識して作り上げた合格実績は、ほぼ無意味です。

家庭教師の選び方

合格実績に難関校が並んでいたら、見栄えは良いかもしれません。

しかし、見栄えにすぎないので、家庭教師を合格実績で選ばないようにしましょう。

合格実績というのは、家庭教師を長く続けていけば、必然的に増えてくるものです。

塾の合格実績であれば、どのような生徒が在籍しているかという目安にはなります。

ところが、家庭教師の場合は、他の生徒と一緒に勉強しないので、他の生徒の目安にはなりません。

では、どのように家庭教師を選べばよいのでしょうか。

まず、個人契約や、センターからの派遣を利用するか、という大きな選択があります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

個人契約であれば、直接家庭教師を選ぶことになります。

理念などに共感・納得できる家庭教師を選びましょう

その他に、指導経験などに注目するのも効果的でしょう。

家庭教師センターを利用する場合は、直接家庭教師を選ぶことはできません。

家庭教師センターの場合には、体験授業を受けてから判断することがとても重要です。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

まとめ

家庭教師の合格実績はほぼ無意味です。

家庭教師個人の合格実績であっても、家庭教師センター全体の合格実績であっても、ほぼ無意味です。

生徒数が限られているなどの事情があるからです。

合格実績を頼りに家庭教師を探すのは避けましょう。

家庭教師を利用する場合は、個人契約と家庭教師センターからの派遣があります。

個人契約の場合は、ご自身で理念などに共感・納得できる家庭教師を選びましょう。

派遣の場合は、体験授業を受けてから判断しましょう。

ちなみに、家庭教師だけで中学受験することもできます。

合格実績に頼らずに、理念や指導方法などに納得した家庭教師を利用することで、トラブルになりくく、スムーズに勉強ができる環境が作りやすくなります。

お読みいただき、ありがとうございます。
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