中学受験で思考力不足の原因は解説!?子供に考えさせる方法!

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中学受験においても、それ以外においても、問題分を読んでよく考えずに問題を解き始めてしまう子がいます。
難しい問題などで、手を動かしながら考えるということは重要です。
しかし、考えずに手だけ動かしている場合には、何も生まれません。
問題文を読んだときに、適当に自分の知っている解法に当てはめるだけではなく、自分で考えることが重要です。
また、「問題文をよく読まない」というお子さんもいますが、その原因が思考力が不足していることにあることもあります。
問題文の事実から考えるという発想がないからこそ、問題文の事実に着目できないということです。
さらに、「こんな問題見たことない」、「こんなこと習ったことない」などと、問題を見てすぐに諦めてしまう子もいます。
近年の入試では、習っていないのを前提に、現場で考えさせる問題も多く出題されます。
「こんな問題見たことない」、「こんなこと習ったことない」というのは、本来は諦める理由にはなりません。
考える力があれば、上記の問題を解決することができます。
もちろん、しっかり考えても解けない問題もあります。
しっかり考えても解けない場合は、仕方ありません。
しっかり考えた結果の不正解と、考えずに諦めた結果の不正解には、大きな差があります。
私は、自分でゴールを切らせるという経験を積むことで、考える力が身についていくと考えて指導しています。
どのようにすれば子ども考えさせることができるか、詳細に述べていきます。
この記事の主な対象
- 「適当な解法で解いていることがよくある」…とお悩みの方
- 「問題文を見て解き方が思いつかなかったらすぐに諦めてしまう」…とお悩みの方
- 「問題文をよく読まない…」とお悩みの方
目次
子供に考えさせる方法

一生懸命勉強しても、考える力が身につく子もいれば、考える力が身につかない子もいます。
勉強を頑張っていけば、自然に考える力が身につく訳ではありません。
では、勉強を頑張っても、考える力が身につかないことがある原因は何でしょうか。
考えなくても正解にたどり着けるという勉強ばかりしていると、考える力が身につきません。
具体的な問題で説明した方が分かりやすいでしょうから、速さの例題で考えてみましょう。

速さとしては典型的な問題ですね。
極端な例ですが、初めて速さを学習する際に、以下のような解説を受けたとします。

指示に従って、40×5をすれば200kmと正解することができます。
正解にたどり着くためには効率的です。
しかし、「時速って何だろう」などと考える機会を奪ってしまっています。
何も考えなくても、指示に従うだけで楽に正解できるからです。
とはいえ、さすがに速さを最初に学習する際に、解き方だけを教えられることは少ないでしょう。
実際には、「速さとは何か」などを説明されることが多いです。
そこで、もう少し現実的な例として旅人算の場合を考えてみましょう。
旅人算とは、速さを使う文章題の一つです。

旅人算としては典型的な問題です。
ここで、以下のような解説を受けることがあります。

確かに、旅人算で出会うときには、速さを足すのですが、それには理由があります。
いきなり足すことを説明してしまえば、「なぜ足すのか」ということを考える機会を奪ってしまいます。

Aさんが分速80mなので、1分間に80mBさんに近付きます。
一方、Bさんは分速60mなので、1分間に60mAさんに近付きます。
二人がともに近付くので、二人の距離は合わせて80+60の140mずつ近づきます。
700÷140で5分後と求めることができます。
このような思考過程で、「速さを足す」ことになりますが、いきなり指示されると思考過程が抜けてしまいます。
以上の問題のように、分かりやすい指示を受けて、指示に従って進めていくと、自然に正解にたどり着きます。
指示に従うだけで正解にたどり着くということは、自分で考える必要がないということです。
自分で考えなくても正解するということを繰り返していると、考えない癖がついていきます。
考えない癖をつけないためには、自分で選択する、自分で決めた方法で進めていくという経験を積み重ねていくことが大事です。
私自身は、考えないと答えにたどり着かないように、できるだけ解説をしないように心掛けています。
できるだけ、自分の手でゴールを切らせること、つまり自分で考えたことを使って正解にたどり着くことを意識しています。
私はYouTubeで授業動画を公開していますが、同じような発想で作っています。
例えば、この動画です。
いきなり公式を説明してしまえば、分かりやすく正解にたどり着くことができます。
しかし、考える手間を作るために、公式の理由をじっくり説明しています。
一方、自分でゴールするということを重要視しているので、この動画を見てから自分で問題を解いてもらうという意識で作っています。
その他の動画も、同じ発想で、自学ができるように意識して時間をかけて作っているので、良かったらご覧ください。
自分で選択するということは、失敗するリスクのある行動でもあります。
しかし、失敗をすればいいんです。
失敗をして、どうすれば成功するかと考えていくことで成長します。
自分が考えた方法で解いてみたら正解にたどり着かないという経験があれば、次は他の方法を試せば問題ありません。
このような経験をしていくことで、少しずつ考える力が身についていきます。
まとめ
中学受験において、思考力が身についていない場合は、その原因は分かりやすい解説にあります。
指示に従うことによって、自分で考えなくても正解にたどり着いてしまいます。
自分で考えないという経験を重ねると、考えない癖がつき、思考力も身に付きません。
考える力を身に付けるためには、自分で選択するという経験を積んでいくことが重要です。
お子さんが問題を解いているときに、「ほら、これとこれを足すんでしょ!」などと声を掛ける親御さんもいらっしゃいます。
気持ちは分かりますが、「これとこれを足すかどうか」を考えることこそが、その問題のポイントなのです。
問題のポイントを奪ってしまっては、問題を解く意味がなくなってしまいます。
正解にたどり着くことよりも、考えることを優先していく方が、結果的に正解にたどり着きやすくなります。
考える力を身に付ける場面は、勉強だけに限りません。
勉強以外にも、日常生活で「指示通りに進めていくうまくいく」という場面が多くあります。
「自分で選択する、自分で決めた方法で進めていく」ということを日常生活でもしていくと、考える力が身についていくでしょう。
例えば、お子さんにおつかい頼む場合に、「○○味噌と、玉ねぎと豆腐を買ってきて」と言えば、指示を守ることで味噌汁の材料が揃います。
しかし、「味噌汁の材料を買ってきて」と言えば、自分で材料を選択しなければいけません。
もちろん、お子さんの判断に任せると、味噌汁の材料がうまく揃わないリスクはあります。
仮にうまく揃わなくても、それを反省して次に買い物をすれば、自分で成長することができます。
このような経験を積み重ねることで、少しずつ考える力が身につくはずです。
毎回食材が揃わないのは不便でしょうから、食卓のご都合に合わせて余裕のあるときだけで構いません。
考える力というのは、すぐに身につくものではありません。
できれば、日常生活でも「自分で考えなければ前に進まない」という経験を積み重ねたいですね。
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