自由度が高いから不便!?知っておくべき家庭教師のデメリット5選

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家庭教師を利用するかどうか検討する際に、効果が出るのか気になりますよね。
お金を使う以上は、効果が出ないと困りますもんね。
もちろん家庭教師には大きなメリットがあります。
しかし、何事にもメリットもあればデメリットもあります。
人によってはデメリットの部分が大きくなることもあります。
仮にメリットがあるとしても、デメリットが大きいのであれば、家庭教師は利用しない方が良いということにもなります。
家庭教師のメリットは、ある程度分かりやすい部分もあるでしょうが、デメリットは想像しにくい部分もあるでしょう。
そこで、家庭教師を利用することのデメリットについて述べていきます。
- 自由度が高い
- 1時間あたりの料金が高い
- 自宅を訪れる
- 依存するリスク
- 人選の手間
順に説明していきます。
家庭教師を利用するかどうかの参考にしていただければ幸いです。
この記事の主な対象
- 「家庭教師を利用したいけど、効果が出るのかな…」という方
- 「家庭教師を利用すれば絶対効果を期待して良いんだよね?」という方
- 「家庭教師を利用すると面倒なことがあるなら、知っておきたい」という方
目次
家庭教師のデメリット① 自由度が高い

家庭教師による指導は、自由度が高いです。
お子さんに合うように指導を受けることができる、オーダーメイドです。
もちろん、自由度が高いのは大きなメリットなのですが、自由度が高いからこそ使いにくい部分があります。
自由度が高いということは、無数にある選択肢の中から選んでいく作業が必要になるということです。
教材選びや、自宅学習の進め方、指導頻度や指導時間、指導科目など、様々な選択をすることがあります。
それらを選ぶ作業は、家庭教師と一緒にしていくことになり、家庭教師に丸投げだと効果が下がってしまいます。
「丸投げしたい」、「決まったカリキュラムで進めてくれた方が安心」という方には、家庭教師はお勧めできません。
私・西湘レーラーの場合は、カリキュラムが固定されていないからこそ、生徒によっては180度異なることをアドバイスすることもあります。
ある生徒には「この教材は良いですよ」と言って、また別の生徒には「この教材は良くないですよ」と言うことがあります。
「あなたのその状況なら」というアドバイスなので、相手にもよりますし状況にもよります。
状況は時間とともに変化しますから、アドバイスの内容も数か月後には大きく変わっていることもあります。
決められたカリキュラムにとらわれず、常に微調整をしながら進められるのは家庭教師のメリットです。
しかし、微調整には家庭教師とのこまめな情報共有などが必要になります。
微調整が面倒だと思う方もいらっしゃるでしょう。
自由度が高いことによる不便さを重視するのであれば、そもそも家庭教師は検討しない方が良いでしょう。
家庭教師のデメリット② 1時間あたりの料金が高い

家庭教師は、一般的に1時間あたりの料金が高いことが多いです。
先生を独り占めするので、集団塾などと1時間あたりで比較すると、どうしても高くなります。
しかし、家庭教師は無店舗型のビジネスなので、固定費が少ないという面はありますね。
塾であれば、広告費や、家賃など、人件費以外の様々な費用を結果的に生徒側が負担することになります。
それに対し、家庭教師の場合は、個人契約であれば先生の人件費だけを支払うことになります。
高いとはいえ、あくまで「1時間あたり」で考えた場合です。
総額で考えると、むしろ家庭教師の方が塾よりも安くなる場合もあります。
例えば、大手の進学塾に数年間通って中学受験をする場合は、総額数百万円の費用が発生することもありありますよね。
ところが、家庭教師であれば、予算内で指導してもらうことも可能です。
個人的には、総額100万円程度で中堅校向けの勉強をカバーすることは可能だと考えています。
しかし、家庭教師と塾との併用をする場合は、上乗せになるので高額になりますね。
ちなみに、家庭教師について費用の目安はこちらの記事をご覧ください。
家庭教師のデメリット③ 自宅を訪れる

家庭教師というのは、基本的に生徒宅で指導をすることになります。
移動の手間がないというメリットがあるものの、デメリットもありますね。
他人が訪れると気を使うでしょうし、防犯の観点から住所を知られたくないという方もいらっしゃいますね。
また、近所の方に家庭教師が来ていることを知られたくない、という方もいらっしゃいます。
とはいえ、必ずしも自宅での指導に限られるわけではありません。
貸会議室やレンタルスペースなどでの指導でも全く問題ありません。
移動の手間をなくすというメリットを一部失いますが、その点を考慮して比較・検討すれば良いでしょう。
レンタルスペースなどは、駅の近くにあることも多く、教える側としても気を使わずにに便利な部分もあるので、私としては積極的に歓迎します。
レンタルスペースであれば、誘惑になるものもないので、集中しやすくなるというメリットもありますね。
最近だとオンラインでの指導も増えていますね。
オンラインであれば、お互いに移動がなくなりますし、気を使わずに楽ですね。
私もオンラインでの指導もしており、移動がないというメリットは実感しています。
しかし、オンラインだとコミュニケーションに大きな制約があるのがデメリットですね。
また、手元を画面に映すためのカメラの準備などの手間もあります。
家庭教師のデメリット④ 依存するリスク

一人の家庭教師を利用する場合もあれば、複数の家庭教師を併用する場合もありますよね。
私自身は、一人で全教科指導することもあれば、複数の中の一人ということも経験しています。
いずれにしても、少なくとも一つの科目については一人の先生に頼ることになる場合が大半です。
そして、家庭教師の場合は、距離感が近いこともあり、勉強に限らずプライベートなことを相談することもあります。
家庭教師に頼って勉強していると、依存してしまい、「家庭教師が指示してくれないと勉強できない」リスクがあります。
場合によっては自学の習慣がつかなくなり、受験が終わってから一切勉強できなくなるリスクすらあります。
受験が終わったら、一般的には家庭教師の指導を受ける機会がなくなりますからね。
特に、塾と家庭教師の併用の場合は、「分からなかったら家庭教師が教えてくれるから」と塾の授業で集中しなくなることもあります。
その場合は、塾に払っているお金の一部が無駄ということになります。
また、受験後を見据えなくても、家庭教師の先生が必ず受験まで継続できるとは限らないということも重要です。
病気や不慮の事故、災害などで続けられなくなることは考えられるので、一人に頼るのはリスクが否定できません。
しかも、万が一の場合は、代わりの先生を探すのも簡単にできる作業ではありませんよね。
私の場合は、「私から卒業して一人でも勉強できるように」と意識して指導していますが、出口戦略も頭の片隅に置いておくことをお勧めします。
受験が終わってからすぐに家庭教師とお別れするのではなく、徐々に指導頻度を減らしていくというのも一つの方法ですね。
家庭教師のデメリット⑤ 人選の手間

家庭教師の指導を受ける場合は、家庭教師を選ぶことが必要になりますね。
もちろん塾に通う場合であっても、塾選びという作業はありますが、家庭教師の場合は塾と違って情報が少ないです。
個人契約の場合はもちろんですが、派遣で指導してもらう場合でも、人選が重要にはなります。
最適な家庭教師を選んでくれれば良いのですが、多くの会社がスケジュール優先で先生を選んでいるだけですからね。
個人契約で選ぶにしろ、どういう基準で選ぶかというのに正解がありません。
その一方で、いざ家庭教師による指導が始まれば、勉強の進め方に大きな影響があるので人選は重要ですよね。
人選は重要であり、かつ、それが簡単な作業ではないというのも、家庭教師を利用することのデメリットの一つです。
ちなみに、家庭教師を探す場合は、まずは家庭教師に求める役割を整理することをお勧めします。
そのうえで、そのような役割に合う家庭教師を、体験授業などで探すことをお勧めします。
事前に家庭教師に求める役割を整理しておかないと、期待していた結果が出ないということもありますからね。
ちなみに、合格実績を重視して家庭教師を選ぶことはお勧めできません。
実際に指導を開始してからも、人によっては直接クビを申し渡しにくいというデメリットもありますね。
住所を知られているから、トラブルになったら困るということもあるでしょう。
まとめ
家庭教師には多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
- 自由度が高い
- 1時間あたりの料金が高い
- 自宅を訪れる
- 依存するリスク
- 人選の手間
今回取り上げたデメリットは、以上の5つです。
自由度が高いというのは、家庭教師の最大のメリットでもありますが、それが不便だと感じる方もいらっしゃるでしょう。
ある程度決まったカリキュラムで丸投げしたい場合は、家庭教師はお勧めできません。
1時間あたりの料金は、集団塾と比べると高いことが多いです。
しかし、それはあくまで「1時間あたり」で比較した場合です。
自由度が高いからこそ、指導頻度を下げて予算内で指導するということもできます。
自宅を訪れるというのも、ご家庭の事情によっては大きなデメリットになるでしょう。
貸会議室やレンタルスペースでの指導であれば、気を使わずに済みますし、集中もしやすくなります。
また、オンラインでの指導という方法もあります。
家庭教師には、勉強以外の部分も含めて、頼る機会が多くなります。
そうすると、家庭教師に依存してしまうリスクがあります。
指導を受ける際は、「家庭教師から卒業できるように」という意識も少しはあることが望ましいです。
人選についても簡単ではありません。
家庭教師というのは重要な役割ですが、情報が乏しく、選ぶのが難しいですよね。
事前に求める役割を整理して、体験授業などを経てしっかり選びましょう。
お読みいただき、ありがとうございます。
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