家庭教師と台風[中学受験]

2019年10月10日現在、台風19号が日本列島に近づいてきていますね。
今回の台風は、三連休に重なることもあって、大きな被害が出ないか心配されます。
私も、大きな被害が出ないことを祈りたいです。
また、それに加え、自分でできる備えも進めていきたいと考えています。
台風が接近・上陸のおそれがあるというのは、明るい話題ではありませんね。
しかし、台風がやってくることのメリットもないわけではありません。
それでも、台風が来ない方が良いのですが、進路は変えられません。
中学受験においても、台風は重要ですから、台風について考える良い機会です。
家庭教師と台風
家庭教師は、基本的に仕事を休むことはできません。
それは当然のことです。
それでもどうしても休まざるを得ない場合があります。
その原因が台風です。
私は自分から休ませていただくことはないのですが、台風には勝てません。
台風が接近・上陸すると、公共交通機関がストップしてしまうこともあります。
ストップしてしまうと、伺うことができません。
公共交通機関のストップによって、お休みさせていただくことが、たまにあります。
もちろん、大変ありがたいことに、ご家庭の方からお休みとおっしゃっていただくこともあります。
停電してしまって、物理的に難しいこともあるでしょう。
公共交通機関がストップしていなくても、大幅に乱れることがあります。
また、行くことはできても、帰ることができないというリスクもあります。
さらに、公共交通機関は動いていても、身の安全が確保できないおそれもあります。
そのあたりは難しい判断を迫られることもあるかもしれません。
個別の判断ということになりますが、家庭教師の場合は塾よりは柔軟な対応をしやすいです。
もちろんお休みとなれば、料金は発生しません。
日程さえ合えば、振り替えを行うこともできます。
中学受験と台風
中学受験においても、台風はよく出題されます。
大きな被害は出て欲しくないですが、台風の接近・上陸は、台風について考える良い機会です。
テキストなどでの勉強と異なり、実際に起きている現象の方が、具体的なイメージを持ちやすいでしょう。
私は、家庭教師として、生徒との雑談を重視しています。
普通に世間話をしているフリをして、勉強の話を織り交ぜるというのを意識的にしています。
台風が近づいてくると、世間話として台風の話をすることになります。
そして、その中で、台風についての知識の確認をすることもできます。
定義
まず重要なのは、台風の定義です。
台風とは、熱帯の海上で発生した低気圧(熱帯低気圧)のうち、最大風速(10分間平均)が17.2m/s以上となったものを「台風」と呼びます。
tenki.jp (https://tenki.jp/docs/note/typhoon/page-1.html)
熱帯低気圧と、台風の違いは、風速です。
台風とは何か、と考える際は、一番重要なのは、「風が強い」ということです。
風向き
風向きも重要です。
台風は巨大な空気の渦巻きになっており、地上付近では上から見て反時計回りに強い風が吹き込んでいます。そのため、進行方向に向かって右の半円では、台風自身の風と台風を移動させる周りの風が同じ方向に吹くため風が強くなります。逆に左の半円では台風自身の風が逆になるので、右の半円に比べると風速がいくぶん小さくなります。
気象庁ホームページ (https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/2-1.html)
台風の風向きは半時計周りであることと、東側で被害が大きくなりやすいことも重要です。
以下は、今年発生した台風15号の進路図です。
気象庁ホームページ (http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/route_map/bstv2019.html)
千葉県が台風の進路の東側に位置していますね。
台風15号は、千葉県に大きな被害をもたらしました。
千葉県が進路の東側に位置していたからというわけです。
今回の台風19号も、千葉県が進路の東側になるかもしれません。
まだ台風15号による被害が残っていますから、とても心配です。
進路
台風の進路も重要です。
風波、通常は、西から東に進みます。
今回の台風19号も、西から東に進むことが予想されていますね。
こちらは、昨年発生した台風12号の進路です。
気象庁ホームページ (http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/route_map/bstv2018.html)
東から西へと進んでいますね。
昨年の台風12号は、異例のコースを進みました。
異例の現象が発生すると、中学受験でも出題されやすくなります。
昨年の台風12号は、早稲田実業中学などで出題されました。
なぜ異例の進路をたどったかは、知識としては難しいと思います。
しかし、既存の知識と問題文におけるヒントを組み合わせて、なぜ異例の進路をたどったか考えさせる問題が出題されました。
このように、中学受験では、知識そのものを問うのではなく、知識を元にその場で考えるという問題が出題されることも多いです。
まとめ
台風が近づいているときに、まず優先すべきは、台風への備えです。
例えば、停電した場合を想定して、バッテリーを用意しておくことなどですね。
物流もしばらくは滞るかもしれません。
食料の備蓄なども重要でしょう。
そのうえで、余裕があれば、台風に関する知識を整理する良い機会かもしれませんね。
台風について、世間話をするのは、中学受験にも役立つでしょう。
とはいえ、とにかく大きな被害が出ないか心配です。
心配を抱えながら世間話をすることになるので、楽しく話すことはできないかもしれませんね。
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