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私の中学受験体験談[第四話・完結編]2月3日~後日談

2020/02/20
 

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引き続き、中学受験体験談を述べていきます。

前回までの記事はこちらです。

もし読みでなければご覧ください。

今回は、2月3日の続きです。

2月3日

前回の記事で述べたとおり、私は「やめろ」と言う抵抗をしました。

しかし、口だけではなく、態度でも抵抗していました。

カメラマンが写真を撮る意味は分かっています。

写真を撮っても使いにくいように、終始しかめっ面をしました

号泣して抱きしめる親と、しかめっ面の子という構図なら、撮っても使いにくいだろうと思いました。

実際に効果があったかは分かりませんけどね。

合格発表もすべて終わったので帰宅します。

帰宅すると、鬼だった親が仏に変わっています

一つ合格した状態ですから、安心したんでしょう。

「明日は受ける?どっちでもいいよ。」

そう優しく言ってくれました。

翌日は聖光学院中に出願していましたが、志望順位の関係で、合格しても進学することはありません。

ですから、受けるかどうかを私に委ねてくれました。

「受ける。」

即答したと思います。

最後まで挑戦したかったので、受けたかったんです。

日能研で表彰されたいということも頭の片隅にはあったかもしれません。

日能研の表彰については後述します。

2月5日以降も受験を予定していた学校はありましたが、3日の時点で出願をしていないので、受験はしません。

4日の試験は最後の試験になります。

とにかく全力を出し切りたい。

その考えしかありませんでした。

ところが、微熱が出てきてしまいました

その日はとりあえず寝て、明日の朝に体調を考えることになりました。

2月4日

体温を測ると、確か37度台の後半だったと思います。

それでも一生に一度の機会なので、私は受けたかったんです。

しかし、仏になった親に止められました。

私も素直に受け入れて、学校も休むことにしました。

過度の集中で疲れていたのかもしれません。

その前の年にはこんなこともあったんですけどね。

塾のテストのときに、37度台後半の熱がありました。
塾のテストは何回もあります。
翌日は学校もあります。

私は休ませてもらうように親に頼みました。
しかし親は許してくれません。
猛烈に怒られるので、頭の痛いの中、受けに行きました。
当然テストの成績は悪かったです。
しかも、翌日は体温が38度台になって、学校を休むことになりました。

これが「鬼」と「仏」の違いです。
小学生ながらに、さすがに学校より塾のテストを優先するのは違うだろ、と思ったんですけどね。

というわけで、2月4日は、自宅でゆっくり過ごしました

2月5日

この日は筑駒の合格発表があります。

私は、筑駒には絶対に受かっていないと思っていました

過去問の点数などから、親もそう思っていたはずです

いまだにその話をされますから。

一つ合格している状況というのもあって、楽な気持ちで見に行きました。

そこには、一緒に切磋琢磨してきた仲間がいます。

しかも、受験が終わっている仲間ばかりです。

私は、合格発表を見ずに、塾の同級生と談笑していました

親にとっても、仲間がいます。

親も合格発表を気にせず、親同士で談笑していました

そのぐらい、受かっていないと決めつけていました。

とはいえ、掲示板をチラッと見てみます。

「え、ある。ある!」

何が起きたのかすぐには理解できません。

親も談笑に夢中で気付きません。

談笑中の親に近づき、腕をつかみながら、こう言いました。

「ねえ、あったよ!あったよ!」

「…え、今話しているからちょっと待って!」

親は聞いてくれません。

「ねえ、あったってば!」

「え?」

親は聞こえたはずなのに、談笑を続けます。

親も何が起きたかすぐには理解できなかったようです。

2月7日

2月7日には、開成から繰り上げ合格の電話がありました。

その時点で、親の中では、筑駒に進学することに決まっています。

ですので、大変な選択を迫られることになりました。

詳しくは、以前こちらの記事で述べたので、もし興味があればお読みください。

こうして私の中学受験はすべて終わりました。

塾への報告

受験が終わったら、一升瓶を持って塾に挨拶に行くのが定番になっていました。

ですから、私も親とともに、一升瓶持参で塾に行きました。

室長が対応してくれました。

2月2日の夜以来の再会です。

入試の結果は、電話で塾に知らせていたので、室長はすべて知っています。

私の顔を見た瞬間、全力で抱きしめてくれました

私は、そのとき初めて、塾にとってすごいことをしたのかな、と思いました。

しかし、今教える仕事をしていると、あのときの室長の気持ちは分かります。

とても不安で心配だったんだと思います。

そして、とても嬉しかったんだと思います。

私も、生徒から合格の報告をもらうと、天にも昇る気持ちになります。

入試の本番は、何もしてあげることができません。

最後は本人が頑張るしかありません。

教える側はとにかく不安で心配です。

室長も落ち着かない日々を過ごしていたんだと思います

合格祝賀会

日能研生にとっては、最後のイベント、合格祝賀会があります。

私はとても楽しみにしていました。

プレッシャーから解放された仲間たちと再会することができます

ジュースとお菓子が配られたと思います。

先生方も順番に登壇して、お話をしてくれました。

そして、最後には表彰があります。

当時は、校舎で3人だけ表彰され、トロフィーがもらえました

どうやら、上位の学校に受かった人が表彰されるようです。

私は結果的に表彰してもらうことができました。

今でもトロフィーは実家で大切に保管しています。

最後に

校舎で3人しかもらえないトロフィーをもらえるんだから、いつも成績優秀だったと思われるかもしれません。

しかし、私は、毎週のテストにおいて、校舎で1位になったことがありません

それどころか、2位も1回、3位も3回しかありません

上位6人が座れる1列目に座ることは少なく、2列目か3列目が定位置でした。

少し失敗すると、4列目や5列目にもなりました。

大切なのは、本番でできるようにすることです。

お読みいただき、ありがとうございます。
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